石岡ショウエイBlog『猫まみれ涙娘。』

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作家の端くれが、漫画やイラストで、エンタメ寄りの記事を書いております。

アマゾンとツタヤ、違いの理由/2016上半期DVDランキング

 諸事情により、私はめったに外出しない。外の空気を吸うのは、月に二回ほどだろうか。夏でもまっ白な肌をしている。

 そんな私にとって、Amazonの存在感たるや!

 もはや欠かせないものである。

 

 そしてAmazonのランキングで世の売れ筋を判断しがちなのだが、Amazonのランキングはあくまでも、Amazon市場におけるランキングなのであり、参考とする指標の一つにすぎない。

 それを痛感するランキングが発表された。

 

 2016年上半期の「映像DVD、BDの売り上げランキング」を、AmazonとTSUTAYAが公表した。

 Amazonは「通販派」のランキング、TSUTAYAは通販もしてはいるが、「実店舗派」寄りのランキングととらえてもいいはず。

 

 さあ、ヴァーチャルストア派(Amazon)と、リアルストア派(TSUTAYA)、どんな違いがあっただろう。

 音楽作品を省くと7位までしかわからなかったので、トップ7の比較とする。

 

 

TSUTAYAとは違う!AmazonのDVDランキング2016

 まずは、私にとってなじみ深い、アマゾンから。

(画像はAmazonへのリンクになっています)

 

Amazon第7位『007 スペクター』

 100億でシリーズ続投をオファーした制作会社、それを断ったダニエル・クレイグ。スケールが違う・・・・・・。

 

Amazon第6位『ジュラシック・ワールド』

 過去作の焼き直しにすぎないだろうと考えていたが、恐竜とわずかながら意思疎通できる展開に、少年心をくすぐられてしまった。仲間にしたい。

 

Amazon第5位『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』

 丁寧に描写されたアクションに目を奪われた。あれだけのシーンでスタントマンを使わなかったって、トム・クルーズ、映画バカ?(ほめ言葉)

 

Amazon第4位『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅱ』

 ファーストガンダムがいまの世によみがえっているのがうれしい。

「Ⅰ」における幼少期の「シャア」の声が「ルフィ」ってのは、馴染むまでにやや時間がかかった。

 

Amazon第3位『【Amazon.co.jp限定】ラブライブ! The School Idol Movie』

 紅白出場でリアルワールドにまで進出してきたパワーはさすが。

 

Amazon第2位『ラブライブ! The School Idol Movie』

 なんと! アマゾン限定版と合わせたら1位を食ってたということかも。

 

Amazon第1位『スター・ウォーズ フォースの覚醒』

 ここはだれもが「予想どおり」となるところ。シリーズの制作が遅れたりしませんように。

 

 

 

 

Amazonとは違う!TSUTAYAのDVDランキング2016

 それでは今度はツタヤのトップ7を。どんな違いがあるだろう。

 

TSUTAYA第7位『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅲ』

 アマゾンで4位だったのが、ここでは7位か。

 と思ったら! アマゾンは「Ⅱ」でツタヤは「Ⅲ」じゃないか。なんでだ。

 

 

TSUTAYA第6位『心が叫びたがってるんだ。』

 お、はやくもアマゾンにはなかったタイトルが。

 スタッフが共通の『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』が良かったから、期待値も高かったはず。

 

TSUTAYA第5位『母と暮せば 豪華版』

 びっくり。邦画、かつエンタメ性がけっして高くないものがこの順位。嵐の二宮和也人気によるものか。だとしてもすごい。

 

TSUTAYA第4位『ハイキュー!! セカンドシーズンVol.1』

 あ、なんとなく傾向が読めてきた。ツタヤは、女性客が多いのでは。

 

TSUTAYA第3位『ガールズ&パンツァー 劇場版』

 あれっ、男性客もしっかりいるな。

 

TSUTAYA第2位『スター・ウォーズ フォースの覚醒』

 えっ、これが2位?

 ということは、アマゾンで2、3位を占めた『ラブライブ!』がツタヤの1位か。おそるべし、『ラブライブ!』

 

 BB-8のハイテクオモチャを見せてもらったが、もはや実物とすら感じられた。


BB-8 App-Enabled Droid || Built by Sphero

 

 

TSUTAYA第1位 『図書館戦争 THE LAST MISSION』

  ち、違った! 『ラブライブ!』じゃなかったぁああああ!

 申し訳ありません。そこまで支持されている作品とは存じ上げず。

 これも岡田准一人気による女性客の支持なのか。

 

 

2016上半期DVDランキング、アマゾンとツタヤの比較、まとめ 

 ガンダムの「Ⅱ」と「Ⅲ」を別作品とみるなら、アマゾンとツタヤで共通するのは、問答無用のヒット作『スターウォーズ フォースの覚醒』だけなのであった。

 

 その『スターウォーズ』も、両ランキングで圧倒的1位とはならず、アマゾンでは『ラブライブ!』がその座を脅かし、ツタヤでは『図書館戦争』が実際に1位の座を奪った。

 

 ツタヤがリアルストア派、アマゾンがヴァーチャルストア派、というよりも、ツタヤは女性客の割合が大きく、アマゾンは男性客の割合が大きい、といった区別のほうがふさわしいのだろうか。

 

 男性によるアイドル支持がアマゾンを支配し、女性によるアイドル支持がツタヤを支配している。そんな傾向も見てとれた。

 

 しかし、おなじ男性に支持されているであろう『ラブライブ!』と『ガールズ&パンツァー』が、アマゾンとツタヤに完全に分かれていたのは、どういうことだろう。

 ランキング上位を継続させるためおなじストアで買おう、なんて申し合わせをファン同士がしていたとか?

 

 ここまで差異があると、私だけが常識的な情報を知らない可能性があると不安になってきた。

 勉強不足をわびねばいかん記事だったのかもしれない。 

 

     * 

 

 集計期間について書いておく。

・Amazon:2015年11月16日~2016年5月15日

・TSUTAYA:2016年1月1日~2016年6月20日

 半月ほどのずれはあった。

 

 下半期、圧倒的な存在感を示す作品はあるのだろうか。またしてもアマゾンとツタヤでは傾向が二分するのだろうか。

 

 

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