石岡ショウエイBlog『猫まみれ涙娘。』

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石岡ショウエイ漫画Blog:猫まみれ涙娘。

作家の端くれが、漫画やイラストで、エンタメ寄りの記事を書いております。

【伊勢講】あなたの代理で伊勢神宮にお参りしてきたよ

バラエティー

 えっ、日本に生まれて、伊勢神宮を参拝したことないの?

 んじゃ私が行くから、あなたもいっしょに行ってる気分で!

 

◆これだけは覚えておこう、伊勢神宮の参拝の仕方

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 伊勢神宮は、日本の神社信仰の頂点に位置する神社。

 内宮に祀られている天照大神は、日本国民の総氏神。

 日本に生まれたなら、一生に一度はお参りせねばならないともされる。

 

 伊勢までの旅がそう簡単ではなかった時代は、「伊勢講(いせこう)」といって、ご近所で旅費を積み立て、くじで選ばれた者のみが、託された思いを胸に、代表として参拝するという形もあった。

 人々の、せめて気持ちだけでも伊勢に、という切なる願いである。

 

 ということで――

 

 

かってに思いを託された気分で、お伊勢参りをしてきました

◆伊勢神宮は二つある

 伊勢神宮とは、「外宮(げくう)」と「内宮(ないくう)」、二つの神社の総称で、外宮、内宮の順で詣でるのが古くからの習わし。

 

伊勢神宮:外宮編

 ということで、まずは外宮から。

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  一休さん的に、「この橋渡るべからず」なんて書いてあったらどうしようかと思った。

 

◆外宮は左を、内宮は右を進む

 外宮の参道は左側通行。

 目的地(正宮)が右手にあり、できるだけ距離を取って反対側を進む、という、敬い、慎みの表現である。

※内宮の目的地(正宮)は左手にあることから、右側通行となる。

 

 

 手~を~洗~い~ま~しょ~♪

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 ◆手水舎で手を洗う作法

  • 右手で柄杓(ひしゃく)を持ち、十分な水をすくい、左手を洗う。
  • 柄杓を左手に持ち替え、右手を洗う。
  • ふたたび右手に持ち、左手に水をため、口をすすぐ。
  • 左手を洗い、柄杓を立て、持ち手を流す。

 

 

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 鳥居をくぐる際は、一礼してから端を進む。

 真ん中は、神様のお歩きになる場所。

 

 

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 神事に用いられる木は、榊(さかき)という品種。

 語源が「境の木」であることからわかるように、神の世界と人の世界の「境」に奉られる。

 

 

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 参道は、気温がすこし低くなったように感じる。

 樹木が多いせいか、神聖な気分に身が引き締まるせいか……。

 

 

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 社務所を過ぎれば――

 

 

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  外宮の神様、「豊受大神(とようけのおおみかみ)」がおわす正宮が右手に見え始める。

 

 

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 大きい木は、それだけで強い存在感とありがたい雰囲気が漂う。

 

 

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 正宮前。

 鳥居をくぐると門があり、その向こうにまた鳥居がある。さらに向こうに、もうひとつ門があり、その奥に外宮の中心となる正宮「豊受大神宮」がある。

 

 が、一般参拝で行けるのは、最初の鳥居をくぐったところまで。

 手続きを踏んだ正式参拝(御垣内参拝)だと、二番目の鳥居のそばまで行ける。

 

 

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 写真撮影は、最初の鳥居の前まで。

 ゆえにここで、お参り気分を味わってくださいませ。

 

 伊勢神宮のお参り方法は、二拝二拍手一拝。

 外宮に祭られている豊受大神は、衣食住と産業の守り神。

 願い事ではなく、日頃の感謝をするのが作法。

 願い事は、正宮とはべつの場所に別宮「多賀宮」があるので、そこで。 

 

◆お参りの作法

  • 一礼して儀式の開始。
  • 90度の深いお辞儀を二回。
  • 手を合わせ、右手を数センチ下げ、柏手を二回。
  • 90度の深いお辞儀を一回。
  • 一礼して儀式の終了。

 

 

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 外宮でのお参りがすんだら、つぎは内宮へ。

 

 

伊勢神宮:内宮編

 内宮の駐車場は、外宮にくらべてかなり混んでいた。

 つまり、外宮に寄らずに内宮のみを詣でる人が多いということだ。

 神様は寛大だから大丈夫、と解釈することにする。

 

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 最初の鳥居の前で記念撮影する団体様が多い。

 

 

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 ここに立っている看板は……、

 

 

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 そう、外宮とは逆、右側を進んでくださいな、という指示。

 

 

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 宇治橋から、五十鈴川(いすずがわ)をのぞむ。

 

 

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 橋を渡って左側にまわると、一見さんは見落としやすい撮影スポットが。

 紅葉の時期は絶景となる。

 

 

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 開けた参道を歩む。

 

 

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 参道を挟むのは、立派に手入れされた松。

 

 

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  奉納された酒が、樽で表現されていることに、くすりとくる。

 

 

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 外宮にくらべて、歩く距離が長い。

 

 

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 ここでもしっかり身を清めましょう。

 

 

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 途中で五十鈴川の川辺に寄ることも可能。

 

 

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 手水舎のように水をすくって身を清める参拝者。

 

 

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 うむ、気持ちはわかる。

 

 

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 緑がどんどん濃くなっていく。

 

 

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 てくてくてく。 

 

 

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 うん、本当にけっこう歩く。

 

 

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 まだかな……、と思ったころに――

 

 

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 左手に、外宮の正宮「皇大神宮」が。

 

 そこのおじいさま、おばあさま、手をお取りましょうか。

 などと、神様の前でいい人を演じたくなる。

 

 

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 ここが、日本国民の総氏神「天照大神(あまてらすおおみかみ)」が祀られている場所である。

 

 外宮と同じく、あの鳥居をくぐると門、その向こうに二番目の鳥居、さらに向こうに二番目の門、そして皇大神宮がある。

 一般参拝は、最初の鳥居をくぐったところまで。撮影が許されるのはさらに手前、石階段の下まで。

 

 ということで、ここでお参り気分を。

 外宮とおなじ作法で、二拝二拍手一拝。

 願い事ではなく、日頃の感謝をするのが作法。

 願い事をしたければ別宮「荒祭宮」で。

 

 

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 お参り日和、という言葉があるかは知らないが、とてもよい秋晴れに恵まれた。

 感謝。

 

 

◆おまけ

 戻りの参道にある木。

 その複雑な造形に魅力を感じてシャッターを押したら―― 

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 初音ミク(ミクダヨー)らしきものが写っているではないか!

 ミクさんもお伊勢参りに?

 

正解:青いショルダーバックをかけた、水色のシャツを着た方が、しゃがんでる後姿。

 

 

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 内宮の境内には、神の使いとされるニワトリが放し飼いにされている。

 二羽、見つけることができた。

 

 庭には二羽ニワトリ。

 そんなしょうもないことを考えていたら――

 

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 静かに去っていった……。

 

 

 帰りにもう一度、宇治橋を渡ることになるのだが、向こうから二番目の擬宝珠にふれると、旅の安全祈願のご利益がある。

 

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 正確にはもっと上の部分。

 どうりでぴっかぴかなわけだ。

 

 内宮前に伸びる「おはらい町」。

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 伊勢に来たからには、ご当地グルメの基本「伊勢うどん」&「赤福」を!

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 伊勢うどんは、極太でやわらかいのが特徴。

 コシのある讃岐うどんも好きだが、こちらもうまし。

 

 みなさんの分も喰らっておきました。

 ごちそうさまでした。

 

 これにてお伊勢参りは終了。

 お疲れさまでした。

 

     *

 

 以上、お金はいただいておりませんが、伊勢講の代表者に選ばれた気分で、伊勢神宮に参拝してきました。

 いつかは、ご自分の足でぜひ。

 

・その後、二見浦に行ったのですが……。

 

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